アブストラクト

 
Title :
高齢者肺炎の治療指針 (市中肺炎, 医療・介護関連肺炎)
Subtitle :
特集 肺炎
Authors :
寺本信嗣*
Authors (kana) :
Organization :
*東京医科大学八王子医療センター呼吸器内科
Journal :
医学と薬学
Volume :
75
Number :
5
Page :
499 - 505
Year/Month :
2018 / 5
Article :
報告
Publisher :
自然科学社
Abstract :
「要旨」 成人肺炎診療ガイドライン2017の策定により, 高齢者肺炎の治療方針が明確になった. 市中肺炎, 医療介護関連肺炎は, 別々に扱われているが, 高齢者という形容詞をつけるとほぼ同義になる. ただし, 医療・介護関連肺炎(NHCAP)を除いた高齢者市中肺炎(CAP)は, 耐性菌リスクが低く, 治療には難渋しないケースが多い. 60歳以上では, 慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの併存症の増加とともに顕在化しない嚥下障害の頻度が増加するので, CAPであっても誤嚥の関与のある症例は少なくない. この点に配慮して, NHCAPと同様の対応が必要になるケースがある. また, 60歳以上では, 原則として, 非定型肺炎の頻度は少ないが, レジオネラ肺炎など, 一部の非定型肺炎については鑑別が必要である. 新ガイドラインでは, NHCAPは院内肺炎(HAP)と同様に扱われているが, HAPと同義ではない. NHCAPは, 反復性の誤嚥が最も問題であり, 耐性菌が重大な問題となるHAPとは異なる. 反復誤嚥を生ずる全身状態に配慮しつつ, 嚥下障害対策を適切に行うことが重要である.
Practice :
医学総合
Keywords :
市中肺炎, 医療・介護関連肺炎, 誤嚥, 耐性菌リスク, 成人肺炎診療ガイドライン2017
  

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