アブストラクト

 
Title :
麻黄湯・葛根湯
Subtitle :
特集 日常診療に活かす小児の漢方 II. 各論
Authors :
成相昭吉
Authors (kana) :
なりあいあきよし
Organization :
横浜南共済病院小児科
Journal :
小児科診療
Volume :
77
Number :
8
Page :
1011 - 1016
Year/Month :
2014 / 8
Article :
報告
Publisher :
診断と治療社
Abstract :
「要旨」 東洋医学が専門でなくても, 西洋医学にはない麻黄湯と葛根湯それぞれのよいところを知って, インフルエンザやかぜの急性期に使ってみると, 多くの場合, 保護者から感謝される. 本稿では, 日常診療におけるインフルエンザへの麻黄湯, 普通感冒(急性上気道炎, かぜ)への葛根湯の使用について解説する. 「薬剤の特徴」 漢方薬には4つの生体反応調節作用として, 1. 免疫調節作用, 2. 情緒安定作用, 3. 消化機能調節作用, 4. 水分調節作用がある. このうち, 1. の免疫調節作用によって, 漢方薬は直接ウイルスや細菌に作用するわけではないが, (1)宿主の炎症反応を調整して発症した感染症を軽快させ, (2)宿主の自然免疫を向上させ感染症発症を防ぐ. この(1)の作用により, 麻黄湯と葛根湯は, それぞれインフルエンザと普通感冒の急性期に使用すると有用性が高い. 両漢方薬の組成とその薬効を図1にまとめた. 麻黄湯の主要成分である麻黄は, 常緑小低木であるマオウの地上に生えた茎を日干しにして薬用としたもので, おもな有効成分は交感神経興奮作用をもつエフェドリンである.
Practice :
臨床医学:内科系
Keywords :
インフルエンザ, 普通感冒, 急性期, 麻黄湯, 葛根湯
  

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