アブストラクト

 
Title :
妊娠高血圧治療のエビデンスと降圧治療についての課題
Subtitle :
特集 高血圧治療ガイドライン改訂に向けた課題
Authors :
鈴木洋通1, 小倉彩世子2, 坂早苗3, 鈴木純4, 辰巳友佳子5
Authors (kana) :
Organization :
1武蔵野徳洲会病院, 2日本大学 臨床検査医学, 3横浜市立大学附属市民総合医療センター 腎臓・高血圧内科 血液浄化療法部, 4愛媛大学大学院 循環器・呼吸器・腎高血圧内科学, 5帝京大学 衛生学公衆衛生学講座
Journal :
血圧
Volume :
25
Number :
6
Page :
439-442
Year/Month :
2018 / 6
Article :
報告
Publisher :
先端医学社
Abstract :
「SUMMARY」妊娠高血圧の治療は一般の高血圧治療とは大きく異なっている. 一般の高血圧では非薬物治療も薬物治療と同様に重要であるが, 現時点では非薬物治療で最もよくおこなわれている減塩でも妊娠高血圧ではその効果は疑問視されている. また降圧開始時期も比較的高く設定されていること, さらには使用できる降圧薬がかなり限定されている. これらに加えてわが国では, 出産年齢の高齢化に伴い高血圧合併妊娠が増えており, 内科医も妊娠高血圧を理解しておくことは大切である. 治療のエビデンス 1. 妊娠高血圧の降圧薬選択は, 妊娠20週未満では第1選択薬としてメチルドパ, ヒドララジン, ラベタロールとする. (グレードB) 2. 妊娠20週以降では, 3剤にニフェジピンを加えた4剤が第1選択薬となる. (グレードB) 3. 妊婦あるいは産褥女性に収縮期血圧≧180mmHgあるいは拡張期血圧≧120mmHgが認められたら「高血圧緊急症」と診断し, 降圧治療を開始する. 緊急に降圧が必要と考えられる場合は静注薬(ニカルジピン, ニトログリセリン, ヒドララジン)を用いる. (グレードB) 4. 妊婦に対してはACE阻害薬, ARBのいずれも使用しない. (グレードA)
Practice :
臨床医学:内科系
Keywords :
減塩, 降圧治療, 降圧目標
  

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