アブストラクト

 
Title :
特発性肺線維症に期待される新規治療薬
Subtitle :
特集 近未来の呼吸器疾患治療
Authors :
井上義一
Authors (kana) :
Organization :
国立病院機構近畿中央胸部疾患センター臨床研究センター長
Journal :
THE LUNG perspectives
Volume :
24
Number :
2
Page :
151 - 157
Year/Month :
2016 /
Article :
報告
Publisher :
メディカルレビュー社
Abstract :
「Summary」近年, 特発性肺線維症(IPF)に対する国際臨床試験が可能になった. しかしながら, その多くは主要評価項目で有意差を認めず, IPFには有効な治療法がないとされていた. 2011年, IPFの国際ガイドラインが発表され, 前後して多数の無作為化比較対照試験(RCT)が実施された. その結果, ピルフェニドンとニンテダニブは, RCTの主要評価項目で有意差を認めた. 2015年にIPFの国際ガイドラインが改訂され, ステロイド, 免疫抑制剤は使用しないことが強く推奨され, ピルフェニドンとニンテダニブの使用は条件付で推奨された. プラセボを揃えたネットワークメタ解析では両薬剤は重篤な有害事象, 死亡率, 効果において類似していた. 多くの新規薬剤の試験が実施されるとともに, 併用療法の治験が実施されており, さらに急性増悪に対するRCTも計画されている.
Practice :
臨床医学:内科系
Keywords :
無作為化比較対照試験, 国際ガイドライン, ニンテダニブ, ピルフェニドン
  

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