アブストラクト

 
Title :
8. せん妄リスクとオレキシン受容体拮抗薬
Subtitle :
特集 : オレキシン受容体拮抗薬の臨床的意義と今後への期待
Authors :
八田耕太郎*
Authors (kana) :
はったこうたろう
Organization :
*順天堂大学医学部附属練馬病院 メンタルクリニック
Journal :
睡眠医療
Volume :
11
Number :
1
Page :
67 - 71
Year/Month :
2017 /
Article :
報告
Publisher :
ライフ・サイエンス
Abstract :
「Summary」・本稿では, せん妄概念における覚醒度の変化の重要性, そのせん妄のリスクはどのような状況で高まるか, せん妄リスクに対する非薬物療法的な予防アプローチとその限界, そのような状況で登場したメラトニン受容体作動薬によるせん妄予防効果の実証と, それに伴う睡眠覚醒サイクル障害の視点の重要性を概説した. その上で, せん妄臨床におけるオレキシン受容体拮抗薬の可能性について言及するとともに, せん妄リスクとしての炎症や認知症との関連性についても触れた. 「せん妄概念における覚醒度の重要性」米国精神医学会の診断マニュアルDSM-5におけるせん妄の診断基準では, DSM-IVまであった「consciousness」という表現が一切なくなった. われわれ日本の精神科医が慣れ親しんできた「せん妄とは意識の曇り(量的な低下)に質の変化(幻覚や精神運動性)が重畳した特殊な意識障害」といった古典的な概念から, 「第一義的には注意・認知の障害」というとらえ方への変化が背景にある.
Practice :
臨床医学:内科系
Keywords :
せん妄, オレキシン, スボレキサント, 睡眠覚醒サイクル, メラトニン
  

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