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アブストラクト

Title 5 ハムストリングス肉離れのフィールド復帰後から完全競技復帰における留意事項
Subtitle Feb-Mar Special 特集 肉離れからの競技復帰を考える 筋構造をいかに評価するか
Authors 鶴健一朗
Authors (kana) つるけんいちろう
Organization 帝京大学スポーツ医科学センター助教, 帝京大学ラグビー部, アスレティックトレーナー
Journal スポーツメディスン
Volume 32
Number 2
Page 30-34
Year/Month 2020 / 2/3
Article 報告
Publisher ブックハウス・エイチディ
Abstract 「緒言」 本稿ではハムストリングス肉離れからの競技復帰を医師から許可されたアスリートを最適な状態で試合復帰させるまでに達成すべきだと筆者が考える項目について概論します. 一般的にハムストリングスの肉離れは, 強い伸張性収縮が加わることで発生することが多いことから, スプリント動作の加速期, あるいは遊脚期後半の疾走局面にみられる股関節屈曲・膝関節伸展時に生じやすいと言われています. また, ハムストリングスの肉離れは再受傷を起こしやすい傷害のひとつであり, 特に奥脇による分類のType IIあるいはIIIの2度以上の損傷や共同腱の損傷は, ランニングができるようになってからも, 競技への完全復帰は長期化する場合が多いとされています. また, 再発が比較的多い腱膜を損傷した場合(奥脇分類II), 安全にスプリントができるレベルまで修復するには6〜8週を要することもあります.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に858円(税込) です。

参考文献

  • 1) 仁賀定雄:肉離れに関する最新の指針. 日本臨床スポーツ医学会誌 22(3):373-380.2014
  • 2) 仁賀定雄:ハムストリングス肉離れ.リハビリテーション医学 56(10):778-783.2019
  • 3) 小倉秀子監訳:ヤンダアプローチ マッスルインバランスに対する評価と治療.三輪書店.2013.
  • 4) Postural Restoration Institute(R) Japan https://www.posturalrestoration.com/japan/