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アブストラクト

Title 2 大腿切断, 下腿切断
Subtitle Feature 断端形成・切断術 部位別の手術テクニック [手術治療]
Authors 中村泰大, 佐野善智, 窪田大介, 末原義之
Authors (kana)
Organization 順天堂大学医学部整形外科, 順天堂大学医学部附属浦安病院整形外科, 順天堂大学医学部整形外科 (助教), 順天堂大学医学部整形外科 (准教授)
Journal 整形外科サージカルテクニック
Volume 10
Number 4
Page 403-409
Year/Month 2020 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「はじめに」大腿切断, 下腿切断は主に末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症や糖尿病など), 外傷, 感染症(壊死性筋膜炎, ガス壊疽など), 悪性骨軟部腫瘍などで行われる手術である. なかでも末梢動脈疾患に起因するものが多い. 外傷の下肢切断に関しては成書や他項を参照頂き, 本稿ではその他のわれわれが経験した下肢切断症例を提示し, 手術時のポイント, ピットフォールなどについて紹介する. 「切断高位の決定」切断高位決定に際しては, さまざまな方法が用いられている. 血管造影検査は血流をダイナミックに評価することができるが, 腎機能低下例には配慮が必要であり, また他科との連携も必要となるため決して簡便に行える検査ではない. 皮膚温, 皮膚色, 毛髪の成長などの臨床所見は簡便ではあるが, 検者の主観的要素が大きくなりがちである. 経皮的酸素分圧(TcPO2)を測定し, 20〜40mmHgあれば良好な治癒が期待でき, また100%酸素の吸入前後で10mmHgの増加があれば治癒能力が高いと判断する方法もある.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,749円(税込) です。