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アブストラクト

Title ビタミンD製剤
Subtitle 特集 CKD-MBD up to date 【治療薬の進歩】
Authors 稲熊大城**
Authors (kana)
Organization **藤田医科大学医学部 腎臓内科学
Journal 腎と透析
Volume 88
Number 1
Page 57-61
Year/Month 2020 / 1
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「はじめに」 活性型ビタミンDは, 主として腎臓で産生されるため, 慢性腎臓病(CKD)患者においては腎機能の低下とともに, 早期より血清濃度の低下がみられる. 特に, 透析患者は高度のビタミンD欠乏状態であり, ビタミンD製剤を補充することは理に叶っている. しかしながら, これまでの歴史の中で, 透析を含むCKD患者に対して, ビタミンD補充あるいは活性型ビタミンD製剤投与の可否については揺れ動いてきており, 現在でもエビデンスは十分とはいえない. 「I ビタミンD代謝」 天然型ビタミンDは, 食物中に含まれているもの以外としては, 皮膚に紫外線が作用することで7, 8デヒドロコレステロールから産生される. 天然型ビタミンDは肝において, 25水酸化酵素によって, 25ヒドロキシビタミンD(25D)となる. 25Dは, 血中ではビタミンD結合蛋白と結合し, 糸球体で濾過された後, 近位尿細管細胞で再吸収される.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords ビタミンD, VDRA
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,023円(税込) です。

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