アブストラクト

 
Title :
No.3 認知症の薬物療法
Subtitle :
図説「認知症」シリーズ
Authors :
大西瑞穂†
Authors (kana) :
Organization :
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター 薬剤部, †薬剤師
Journal :
医療
Volume :
71
Number :
3
Page :
132 - 137
Year/Month :
2017 / 3
Article :
報告
Publisher :
国立医療学会
Abstract :
認知症のおもな薬物療法として, 認知機能障害による認知症症状の進行抑制と, 行動・心理症状(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia:BPSD)に対する治療がある. 「認知機能障害に対する薬物療法」記銘力障害, 思考, 判断力の低下などの認知機能障害に対する治療薬として, アセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害薬3剤, N-メチル-D-アスパラギン酸(NMDA)受容体拮抗薬1剤がある. 「1. AChE阻害薬」アルツハイマー型認知症(AD)では, 前脳基底部のマイネルト基底核から大脳新皮質へ投射するコリン作動性神経系が顕著に脱落しており, これがADの認知機能低下の要因の一つとするアセチルコリン(ACh)仮説が提唱された. AChE阻害薬はAChの分解を抑制しシナプス間隙のACh濃度を高め, ACh作動性神経系の伝達を促進することで認知機能障害を改善させると考えられている. AChE阻害薬の服薬に際しては, ACh作動性神経の機能亢進による消化器症状(食欲不振, 嘔気, 嘔吐, 下痢)や, 心伝導障害等の心疾患患者での徐脈などの副作用に注意する.
Practice :
医学総合
Keywords :
アルツハイマー型認知症, レビー小体型認知症, 行動・心理症状, 服薬指導
  

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