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アブストラクト

Title 新型コロナウイルス SARS-CoV-2 (COVID-19)
Subtitle 総説
Authors 池松秀之
Authors (kana)
Organization 日本臨床内科医会 インフルエンザ研究班 リサーチディレクター
Journal 日本臨床内科医会会誌
Volume 35
Number 1
Page 17-21
Year/Month 2020 / 6
Article 報告
Publisher 日本臨床内科医会
Abstract 「新型コロナウイルス」コロナウイルスは, 家畜に病気を起こすウイルスとして畜産国では研究がなされていた. しかし, 人では, 風邪の病原体として数種類のコロナウイルスが知られていたが, その構造や増殖のメカニズムについては解明されていない点が多い. 一般に, コロナウイルスは直径100nm程度の球形ウイルスで, そのゲノムサイズは約30キロベースであり, 既知のRNAウイルスでは最大級とされている. ウイルス粒子の構造蛋白としては, ゲノムRNAに結合するヌクレオ (N) 蛋白が量的に最も多く, ゲノムRNAとともにヌクレオカプシドを形成する. 外側のエンベロープには3種類の蛋白が存在している. 宿主細胞への感染に重要な働きをしているspike (S) 蛋白, その他にintegral membrane (M) 蛋白, envelope (E) 蛋白がある.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。