アブストラクト

 
Title :
医薬品副作用データベース (JADER) を用いた抗不整脈薬とクラリスロマイシン併用によるトルサード・ド・ポアント発現の解析
Subtitle :
論文 原著論文
Authors :
釡野純二, 牛尾聡一郎, 江角悟, 北村佳久, 千堂年昭
Authors (kana) :
Organization :
岡山大学病院薬剤部
Journal :
日本病院薬剤師会雑誌
Volume :
55
Number :
11
Page :
1286-1290
Year/Month :
2019 / 11
Article :
原著
Publisher :
日本病院薬剤師会
Abstract :
抗不整脈薬の有害事象トルサード・ド・ポアント(torsade de pointes: 以下, TdP)は, 心室細動の前駆的不整脈であり突然死を招くことが知られている. TdPの発現には, 性別, 遺伝的差異および併用薬との相互作用など様々な因子が関与している. なかでもクラリスロマイシン(clarithromycin: 以下, CAM)との併用は, 心筋のK+電流の抑制によりTdPの危険性を上昇させると考えられている. 本研究では医薬品副作用データベース(JADER)を用いて, 抗不整脈薬とCAMとのTdPの併用リスク比について解析した. その結果, ビソプロロールフマル酸塩, ベラパミル塩酸塩およびベプリジル塩酸塩水和物の3剤は, CAMとの併用によりTdPの発現リスクが上昇する可能性が示唆された. 従って, これらを併用している患者にはTdPの発現を未然に防ぐために, 定期的な心電図検査を促す必要があると考えられた.
Practice :
薬学
Keywords :
トルサード・ド・ポアント(TdP), 医薬品副作用データベース(JADER), proportional reporting ratio (PRR), 併用リスク比
  

この文献のダウンロード料金は、従量制、基本料金制の方共に660円(税込)です。
ダウンロードする方は、以下の文献ダウンロードをクリックしてください。
文献ダウンロード(0.78MB)

Medical Online English Site