アブストラクト

 
Title :
在宅介護者の介護負担における性別毎の関連要因
Subtitle :
報告
Authors :
栗林佑希子, 山田和子, 森岡郁晴
Authors (kana) :
Organization :
和歌山県立医科大学大学院保健看護学研究科
Journal :
日本医学看護学教育学会誌
Volume :
Number :
25-2
Page :
28 - 39
Year/Month :
2016 / 10
Article :
報告
Publisher :
日本医学看護学教育学会
Abstract :
「概要」【目的】在宅介護者の介護負担と性別毎の関連要因を明らかにし, 在宅介護者における性差を加味した支援を考える資料を得る. 【方法】対象者は, 要介護2以上の者を在宅で介護している者とし, 郵送法による無記名自記式質問紙法で行った. 介護負担はZarit介護負担尺度を用いて測定した. 介護負担に関連する要因を検討するため, 性別毎に重回帰分析を行った. 【結果】有効回答は412名(有効回答率37.2%)であった. 介護者は男性97名, 女性315名であった. 介護負担に性差はなかった. 介護状況が男性介護者と女性介護者で異なることから介護負担に関連する要因は, 性別毎に求めることにした. 重回帰分析の結果, 介護負担について男性介護者の関連項目は, 「買い物や外出」, 「友達や近所との交流の減少」, 「要介護者への接し方」に困っている, 「目が離せない」の4項目であった. 女性介護者の関連項目は, 「精神的不調」に困っている, 介護の原因に「糖尿病」がある, 「排泄介助」に困っている, 介護情報源に「兄弟姉妹」がいない, 「認知症への対応」, 「通院」に困っているの6項目であった. 男女の共通項目は, 在宅介護継続意思の「施設希望」と「料理」, 「自由時間の減少」に困っているの3項目であった. 【結論】在宅介護者の介護負担に性差はなかったが, 性別毎の関連要因は異なることが明らかになった. 介護者への支援を行う際は関連要因の性差を加味して行う必要性が示唆された.
Practice :
看護学
Keywords :
Zarit介護負担尺度, 性別, 介護者, 在宅, 重回帰分析
  

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