アブストラクト

 
Title :
高齢の慢性心不全患者の自己管理に関連した文献検討
Subtitle :
研究ノート
Authors :
光岡明子1), 平田弘美2)
Authors (kana) :
Organization :
1)滋賀県立大学大学院人間看護学研究科修士課程, 2)滋賀県立大学人間看護学部, 3)彦根市立病院
Journal :
人間看護学研究
Volume :
Number :
13
Page :
81 - 91
Year/Month :
2015 / 3
Article :
報告
Publisher :
滋賀県立大学
Abstract :
心不全はすべての心疾患の終末的な病態といわれており, 老年期に急増する. 高齢慢性心不全患者は, 入退院を繰り返すことが多く, その要因として, 服薬管理や塩分・水分制限の不徹底といった不十分なセルフケア行動に関する要因があげられる. 今回, 高齢慢性心不全患者の自己管理に関する研究において, 明らかにされていないことを明確にすることを目的に文献検討を行った. 文献検討の結果, 高齢慢性心不全患者が再入院する要因や, 医療者が患者への自己管理指導不足が影響し, 正しい自己管理が行えていないという実態が明らかになった. その反面で, 自己管理を継続し, 症状を悪化させずに療養生活を送る患者の生活は明らかにされていないことも判明した. また, 自己管理におけるすべての介入研究において, 療養生活を送るうえで適切な自己管理の継続や, 患者の特性をふまえた実践可能な具体的な自己管理指導の重要性が示唆された. しかし, その介入の効果は退院直後など短期的にしか評価されておらず, 信頼性・妥当性が検証されていない独自の尺度で評価している研究がほとんどであった. 今後, 介入の評価時期や, 評価の尺度など評価方法の検討の必要性が示唆された.
Practice :
看護学
Keywords :
慢性心不全, 高齢患者, 自己管理, 文献検討
  

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