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アブストラクト

Title (3)腎癌に対するIFN-α, IFN-γの併用療法
Subtitle 第1回 腎癌研究会 抄録 Session 2 IFN-α+IFN-γの併用療法
Authors 仙賀裕1), 熊谷治巳1), 里見佳昭2), 岸田健2), 福田百邦3), 中橋満4)
Authors (kana)
Organization 1)大和市立病院, 2)横須賀共済病院, 3)大口東総合病院, 4)県立足柄上病院
Journal 腎癌研究会会報
Volume
Number 1
Page 10-10
Year/Month 1991 /
Article 抄録
Publisher 腎癌研究会
Abstract 腎摘後転移再発例5例, 腎摘時既に転移を認めた例3例, 腎摘術不能例1例の計9例にIFN-αとγの併用療法を行った. 投与方法はαとγの筋注6例, α筋注γ静注3例であった. 結果はNC7例, PD2例であった. NCの7例中2例にX-P上腫瘍縮小効果を認めた. 1例は他院で腎摘したstage II, grade 2の例で3年後に肺転移出現, 両者300万単位の2週投与で肺転移の縮小をみた. もう1例は腎摘時後腹膜リンパ節転移を認め, γ900万5日間静注後α1200万9日間筋注を繰り返した. CT上転移リンパ節の縮小を認めた. この例ではCD-11b(-), CD8(+)は投与前後で減少していた. 今回検討では併用療法の奏効率は単独投与に比較し良好な結果は得られなかった. 重篤な副作用は認めなかった.
Practice 臨床医学:一般
Keywords
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