アブストラクト
| Title | (4)進行病期腎癌に対するインターフェロン-α, γ併用療法 |
|---|---|
| Subtitle | 第1回 腎癌研究会 抄録 Session 2 IFN-α+IFN-γの併用療法 |
| Authors | 五十嵐辰男1), 井坂茂夫2), 岡野達弥2), 阿部功一2), 松嵜理3) |
| Authors (kana) | |
| Organization | 1)旭中央病院, 2)千葉大学, 3)帝京大学市原病院病理 |
| Journal | 腎癌研究会会報 |
| Volume | |
| Number | 1 |
| Page | 10-10 |
| Year/Month | 1991 / |
| Article | 抄録 |
| Publisher | 腎癌研究会 |
| Abstract | 過去3年6ヵ月間に15例(男10例, 女5例, 年令21〜82才)の腎癌転移例にIFNα・γ併用療法をおこなった. 投与方法はIFNαを3×106IU/body(IM), IFNrを3×106JRU/body(DIV)同時投与をした. 11例は週5回連日投与を続け, 3例は5週目以降週2回の間欠投与とし, 1例は最初から週2回の間欠投与をおこなった. 近接効果はCR1例, PR2例, PD6例であり, 全体としての奏効率は20%であったが, 腎摘が施行され, 他補助療法の既往がない6例の奏効率は50%であったので本療法を施行する上で症例の選択が重要と思われた. 原発巣がgrade 3であった8例の50%生存期間は, CR, PR, NC例で10ヵ月, PD例で4ヵ月であり, 延命効果があると思われた. |
| Practice | 臨床医学：一般 |
| Keywords |
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