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アブストラクト

Title (5)進行腎癌に対するα-interferonとOK432併用療法の効果
Subtitle 第1回 腎癌研究会 抄録 Session 3 IFN-αと他剤との併用療法
Authors 中野悦次, 瀬口利信, 菅尾英木, 園田孝夫
Authors (kana)
Organization 大阪大学
Journal 腎癌研究会会報
Volume
Number 1
Page 12-12
Year/Month 1991 /
Article 抄録
Publisher 腎癌研究会
Abstract 進行腎癌に対しα-interferonによる治療が広くおこなわれているが, その効果は20%前後とあまり高くなく, その効果を向上させるためには何らかの併用が考慮されなければならない. そこで併用薬剤として溶連菌製剤であるOK432を選び, その併用効果について検討した. これまで12例の進行腎癌を対象にして併用療法を施行した. このうち2例は投与期間が2週間と短いため, 10例でその効果を評価した. 10例中CRが1例に, PRが3例に認められ, 有効率は40%であった. CRは肺に, PRは肺2例および骨1例にみられた. 有効症例4例中3例までが先行治療としてLAK療法がなされており, LAK療法の効果も無視できないものの, 併用薬剤としてOK432の有用性も示唆された.
Practice 臨床医学:一般
Keywords
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