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Title (6)Interferon, 抗癌剤併用による腎細胞癌の転移巣に対する効果とinterferon単独あるいは抗癌剤併用の再発抑制効果
Subtitle 第1回 腎癌研究会 抄録 Session 3 IFN-αと他剤との併用療法
Authors 舛森直哉, 熊本悦明, 塚本泰司, 宮尾則臣, 小谷典之, 高橋敦
Authors (kana)
Organization 札幌医大
Journal 腎癌研究会会報
Volume
Number 1
Page 12-12
Year/Month 1991 /
Article 抄録
Publisher 腎癌研究会
Abstract 根治的腎摘除術を施行した腎細胞癌にα-IFNおよびMTX, VBLを中心とする化学療法の併用療法を行った. 対象は転移巣を有する治療投与群が36例, 予防的にα-IFNを単独使用(23例)あるいはこれに化学療法を併用(41例)した予防投与群が64例であった. 治療投与群においては, CRは5.6%に, PRは11.1%(CR, PRとも全て肺転移巣)で全体の奏効率は16.7%であった. この値はα-IFN単独使用の従来の報告に比べ大差なく, 化学療法併用の有用性は認められなかった. 予防投与群では対照群と比較し再発率に有意な差はなく, また化学療法を併用したとしても再発率に有意な影響を与えなかった. これより, α-IFN単独あるいはこれに化学療法を併用しても, その再発予防効果は低いことが推測された.
Practice 臨床医学:一般
Keywords
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