~
検索条件をクリア

アブストラクト

Title (8)腎腺癌骨転移症例に対する治療経験 免疫療法を中心として
Subtitle 第1回 腎癌研究会 抄録 Session 4 LAK療法
Authors 早川正道, 比嘉功, 小山雄三, 泰野直, 大澤炯
Authors (kana)
Organization 琉球大学
Journal 腎癌研究会会報
Volume
Number 1
Page 14-14
Year/Month 1991 /
Article 抄録
Publisher 腎癌研究会
Abstract 過去6年間に治療し, 3ヵ月以上経過観察可能であった腎腺癌骨転移症例は8例であった. うち7例に対し免疫療法を第1選択とした. 免疫療法として, 2例にLAK静注(1例にIFN-γ併用), 3例にLAK動注, 2例にIFN-αの筋注を行った. 腰椎転移の疼痛に対しては椎弓切除, 塞栓術あるいは放射線療法を, 骨折の予防には椎体の後方固定術を中心に行った. 生存例は3例で平均生存期間は44ヵ月であり, 死亡例5例の平均生存期間は17ヵ月であった. 生存3例の治療内容は, 2例がLAK動注, 1例がIFN-α投与+転移巣切除+放射線照射であった. 死亡例中, 最長生存例は30ヵ月の症例で腸骨転移巣へのLAK動注が有効であった. 我々の骨転移巣に対する治療方針は, 転移巣の切除, 養子免疫療法そして病的骨折の予防処置である.
Practice 臨床医学:一般
Keywords
  • 当論文は現在表示されているもののみです。ダウンロードできるものはありません。