アブストラクト
Title | (12)腎癌の腫瘍浸潤リンパ球の免疫組織化学的検討 |
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Subtitle | 第1回 腎癌研究会 抄録 Session 6 組織内浸潤細胞 |
Authors | 岸田健, 里見佳昭, 石橋克夫 |
Authors (kana) | |
Organization | 横須賀共済病院 |
Journal | 腎癌研究会会報 |
Volume | |
Number | 1 |
Page | 21-21 |
Year/Month | 1991 / |
Article | 抄録 |
Publisher | 腎癌研究会 |
Abstract | 腎癌における, 局所の抗腫瘍免疫動態を調べる為, 免疫組織化学的手法により腫瘍浸潤リンパ球のサブセット分析を行い次の様な知見が得られた. 1, α-IFN投与により腫瘍内浸潤リンパ球の増加傾向が見られた. 2, リンパ球の浸潤は腫瘍周囲を取囲むtypeと腫瘍内に浸潤していくtypeに分れた. 3, リンパ球は, B cellに比しT cellの浸潤が著明で, NK cellはどの例でも少なかった. 4, αIFN投与の有無にかかわらず, どの例でもCD4+(helper/inducer T cell)がCD8+(suppressor/cytotoxic T cell)に比し優位であった. 5, high stage, high grade群でリンパ球の浸潤が多い傾向にあった. 6, 末梢血中と組織中のリンパ球サブセットは, 各々独立して変動するようであった. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |
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