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アブストラクト

Title (14)腎癌, 腫瘍内浸潤リンパ球に対する凍結保存の影響
Subtitle 第1回 腎癌研究会 抄録 Session 6 組織内浸潤細胞
Authors 藤岡知昭1), 長谷川道彦1), 石倉功一1), 野村一雄1), 岡本知士1), 丹治進1), 小池博之1), 久保隆1), 鈴木薫2)
Authors (kana)
Organization 1)岩手医大, 2)山本組合病院
Journal 腎癌研究会会報
Volume
Number 1
Page 22-22
Year/Month 1991 /
Article 抄録
Publisher 腎癌研究会
Abstract 腎癌症例6例において, 摘出された腫瘍塊を細切後, 酵素処理および濃度勾配法により腫瘍細胞の混入した腫瘍内浸潤リンパ球(TIL)を分離した. これに80%AB血清, 10%DMSOおよび10%AIM-Vに浮遊, 凍結し, 8週液体窒素中に凍結保存した. 解凍後, rIL-2添加AIM-V培地での培養・増殖させ, リンパ球サブセットおよびin vitro細胞傷害活性について検討した. 解凍後のTILは4例で良く増殖し, 2週間培養することにより癌細胞は消失しTILのみとなった. この表面マーカーはCD3およびHLA-DR陽性細胞が主体であり, 自己および同種腫瘍, K-562およびDaudiに対し細胞傷害活性を示した. 以上より, TILを凍結保存することの臨床応用が示唆された.
Practice 臨床医学:一般
Keywords
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