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アブストラクト

Title (17)IL-1β投与が腎細胞癌患者のLAK活性に与える影響
Subtitle 第1回 腎癌研究会 抄録 Session 7 サイトカインの作用機構
Authors 丸茂健, 村木淳郎, 橘政昭, 出口修宏, 田崎寛
Authors (kana)
Organization 慶應義塾大学
Journal 腎癌研究会会報
Volume
Number 1
Page 25-25
Year/Month 1991 /
Article 抄録
Publisher 腎癌研究会
Abstract 5例の腎細胞癌患者にIL-1βを週2日間連続, 皮下注射で4週間投与した. 1回投与量は1×104単位から4×104単位まで漸増した. IL-1βの投与により, in vitroでIL-2によって誘導されるLAK活性は平均31.4から66.7まで増強された. また, IL-1βはin vitroでリンパ球を刺激してもLAK活性を誘導しないにもかかわらず患者に投与すると平均2.1から27.0まで増強した. 生体内でIL-1と関連の深いと考えられるIL-2およびIL-6はIL-1βの投与によって血清中に増加を認めなかった. これらのサイトカインを介した作用は否定されたが, 腎細胞癌治療におけるIL-1βとIL-2の協調作用が示唆された.
Practice 臨床医学:一般
Keywords
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