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アブストラクト

Title (18)インターフェロン治療による腎癌の成長速度の変化
Subtitle 第1回 腎癌研究会 抄録 Session 7 サイトカインの作用機構
Authors 阿部功一1), 井坂茂夫1), 岡野達弥1), 島崎淳1), 五十嵐辰男2), 村上信之2)
Authors (kana)
Organization 1)千葉大学, 2)旭中央病院
Journal 腎癌研究会会報
Volume
Number 1
Page 25-25
Year/Month 1991 /
Article 抄録
Publisher 腎癌研究会
Abstract 対象は千葉大と旭中央病院でインターフェロン(IFN)治療を施行した腎癌肺転移巣のうち, 治療前・中・終了後の転移巣の増大率(ダブリングタイム: DT)を算出できた9例. 方法は楕円体容積の公式より腫瘍容積を計算し, 対数増殖するとの仮定の上でDTを算出した. 腎癌肺転移巣のDTはIFN治療前と終了後をあわせた未治療時で対数平均28日, 治療中で56日と治療中に長い傾向がみられた. 未治療時のDTが68日以下で治療中も68日以上に延長しなかった5例のうち4例が治療開始後2, 3ヵ月で癌死したのに対し, 68日以上に延長した3例のうち2例が9, 10ヵ月の生存期間を得たことより, IFN治療によるDTの延長が生存期間の延長につながっている可能性が示唆された.
Practice 臨床医学:一般
Keywords
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