アブストラクト
Title | (2)転移性腎細胞癌に対する多剤併用化学療法の試み |
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Subtitle | 第2回腎癌研究会抄録及び座長コメント Session 1 |
Authors | 中薗昌明, 村木淳郎 |
Authors (kana) | |
Organization | 栃木県立がんセンター |
Journal | 腎癌研究会会報 |
Volume | |
Number | 2 |
Page | 9-10 |
Year/Month | 1992 / |
Article | 抄録 |
Publisher | 腎癌研究会 |
Abstract | 転移性腎細胞癌に対するINF療法, LAK療法などの免疫化学療法の効果は限定されたものである. 免疫化学療法と併用しえる化学療法の開発は意義あるものと考えた. 「方法」: INF-α療法でPDと判定した9症例に対し第1日MTX25mg/m2第2日, 第6日VLB2.5mg/m2第2日より第6日までVP-16 80mg/m2を持続投与した. 「結果」: CR2例, PRl例, MR3例, PD3例であった. 骨髄抑制, 口内炎を全例に認めた. MRの1例に直腸潰瘍を認めた. 「考察」: 有効率は67%であった. 副作用が強く, 制限因子となった. この化学療法は進行腎細胞癌の化学療法を開発する1つの方向を示していると考えた. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |
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