アブストラクト
| Title | (8)5FUおよびmasked compoundによる腎癌術後補助療法 |
|---|---|
| Subtitle | 第2回腎癌研究会抄録及び座長コメント Session 3 |
| Authors | 五十嵐辰男1), 村上信乃1), 田中方士1), 大木健正1), 湯浅謙治1), 井坂茂夫2), 岡野達弥2), 島崎淳2), 松嵜理3) |
| Authors (kana) | |
| Organization | 1)旭中央病院, 2)千葉大学, 3)千葉県ガンセンター病理 |
| Journal | 腎癌研究会会報 |
| Volume | |
| Number | 2 |
| Page | 16-17 |
| Year/Month | 1992 / |
| Article | 抄録 |
| Publisher | 腎癌研究会 |
| Abstract | 1981年1月より1990年12月までに, 腎摘除術を行った188例のstage I-III腎癌症例のうち術後に5FU, masked compound投与したA群67例(うち11例はCAP, CAF等を併用)と, 同時期に術後療法をまったく行わなかったB群57例の生存率を比較した. stage I/II症例ではA群(56例), B群(42例)ともに中央値それぞれ35ヵ月, 19ヵ月の観察期間で癌死例を認めなかった. stage III症例の3年生存率はA群(11例)72.9%, B群(15例)53.8%であった. 以上より, 本剤の術後投与はstage III症例において生存率(短期予後)の改善に寄与する可能性があると思われた. |
| Practice | 臨床医学：一般 |
| Keywords |
- 当論文は現在表示されているもののみです。ダウンロードできるものはありません。
