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アブストラクト

Title (1)腎癌の脊椎転移症例に対する手術治療成績
Subtitle 第6回腎癌研究会抄録および座長コメント Session 1
Authors 松田博幸1), 篠原信雄1), 永森聡1), 野々村克也1), 小柳知彦1), 武田直樹2), 金田清志2)
Authors (kana)
Organization 1)北海道大学, 2)北海道大学整形外科
Journal 腎癌研究会会報
Volume
Number 6
Page 6-6
Year/Month 1994 /
Article 抄録
Publisher 腎癌研究会
Abstract 〔目的〕腎癌の脊椎転移巣に対する手術療法によって, 予後の改善が得られるかどうか検討した. 〔対象〕腎癌脊椎転移症例のうち, 脊椎以外に転移が証明されず, 根治目的に整形外科的手術が行われた3例である. 〔結果〕術前ADL不良で転移椎体が複数だった2例は, 9か月, 18か月で癌死したが, ADL良好で転移椎体が1個であった1例は, 20か月目に再発したが生存している. さらに癌死した2例は, 原発巣と同時に椎体切除がなされていたが, 生存例である1例は27か月目に手術がなされていた. 〔まとめ〕脊椎転移症例であっても他臓器転移がなく, ADL良好で, 転移椎体が1個で, slow growing typeの腎癌であれば, 脊椎に対する手術により予後の延長が得られる可能性が示唆された.
Practice 臨床医学:一般
Keywords
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