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アブストラクト

Title (2)腎癌の初発及び再発時の骨転移に対し複数回の手術療法を施行した3症例の検討
Subtitle 第6回腎癌研究会抄録および座長コメント Session 1
Authors 三浦猛, 池田伊知郎, 谷口哲也, 近藤猪一郎
Authors (kana)
Organization 神奈川県立がんセンター
Journal 腎癌研究会会報
Volume
Number 6
Page 6-7
Year/Month 1994 /
Article 抄録
Publisher 腎癌研究会
Abstract 1970年より1992年までの23年間に当院で治療した腎癌症例は130例で, 初診時すでに骨に転移を認めた症例は25例, また再発症例のうちの骨転移症例は4例であった. 初発, 再発骨転移症例29例中15例(51%)の骨転移病巣に対し手術療法を施行した. これらの症例のうち, 初発時及び再発時と複数回にわたり骨転移病巣に対し手術療法を3例に施行し良好なADLの改善が得られたが, 予後の改善は得られなかった. 腎癌の骨転移症例においては, 原発巣のstage, gradeが低く, 単発の転移巣の場合は, 根治性が期待できるが, 疼痛を伴う病的骨折や骨性変化を伴う脊髄麻痺などに対する治療に際しては, その適応をよく考えて治療法を選択する必要があると考えられた.
Practice 臨床医学:一般
Keywords
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