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アブストラクト

Title (6)骨転移を有する腎細胞癌症例の検討
Subtitle 第6回腎癌研究会抄録および座長コメント Session 1
Authors 大家基嗣, 中村薫, 住友誠, 上野宗久, 丸茂健, 田崎寛
Authors (kana)
Organization 慶應義塾大学
Journal 腎癌研究会会報
Volume
Number 6
Page 9-9
Year/Month 1994 /
Article 抄録
Publisher 腎癌研究会
Abstract 骨転移を有する腎細胞癌17例について検討した. 骨転移巣が初発症状であったものは7例, 根治術後の再発例は10例であった. 転移巣が骨のみであった例は5例であり, 12例は骨以外の臓器転移を伴っていた. 転移巣が骨のみの症例5例中, 2例に手術療法, 2例に塞栓術を施行した. 骨以外の臓器転移を伴う症例12例中10例は再発例で, 2例のみが初発例であった. このうち1例は肝臓および椎骨に転移を認め, 肝臓に対し塞栓術を施行し, 2年6カ月生存した. 他の1例は, 腎摘除術後, 胸膜転移巣, 脛骨転移巣を切除し, 6カ月生存している. 骨転移巣が初発症状の例は, 切除可能な症例については積極的な手術療法も考慮しうるものと考えられた.
Practice 臨床医学:一般
Keywords
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