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アブストラクト

Title (1)腎細胞癌のリンパ節転移に関する検討
Subtitle 第7回腎癌研究会抄録および座長コメント Session 1
Authors 門間哲雄, 大家基嗣, 上野宗久, 中村薫, 丸茂健, 村井勝, 田崎寛
Authors (kana)
Organization 慶應義塾大学
Journal 腎癌研究会会報
Volume
Number 7
Page 8-8
Year/Month 1994 /
Article 抄録
Publisher 腎癌研究会
Abstract 腎細胞癌におけるリンパ節郭清術の必要性に関して, 1980年1月から1993年12月までの間に治療を施した腎細胞癌270例について検討を行った. 根治的腎摘除術に伴いリンパ節摘出術が施行されているのは95例あり, そのうちでリンパ節転移が組織学的に証明されていた症例は15例であった. 転移のある症例の方が, 臨床化学所見にてIAP値が有意に高く, 原発巣の組織学的所見との関連については, pT, pM, pV, GRADEなどの因子が有意に高い傾向を示した. 転移があっても5年以上の生存が認められている症例は3例であったが, その他の症例は1年6ヶ月以内に死亡している. わずかながらも, リンパ節郭清術は, 予後の改善に寄与している可能性があると考えられる
Practice 臨床医学:一般
Keywords
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