アブストラクト
Title | (6)腎癌のリンパ節郭清 |
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Subtitle | 第7回腎癌研究会抄録および座長コメント Session 2 |
Authors | 中橋満1), 里見佳昭2), 仙賀裕3), 福田百邦4), 穂坂正彦5) |
Authors (kana) | |
Organization | 1)神奈川県立足柄上病院, 2)横須賀共済病院, 3)茅ヶ崎市立病院, 4)大口東総合病院, 5)横浜市立大学 |
Journal | 腎癌研究会会報 |
Volume | |
Number | 7 |
Page | 12-12 |
Year/Month | 1994 / |
Article | 抄録 |
Publisher | 腎癌研究会 |
Abstract | 255例の腎癌にリンパ節郭清を行った結果, 次の結果を得た. (1)リンパ節転移は32例(12.5%)に見られたが, N1, 2, M0は16例(6.2%)と非常に少ない. (2)リンパ節郭清により救命できたと思われる症例は8例(3.1%)と少ない. (3)腹部大血管の健側へのスキップリンパ節転移も見られた点より両側郭清が望ましい. (4)小腎癌(<2.5cm), low grade腎癌にもリンパ節転移が見られる点より, 現状では全例に郭清することが望ましい. (結語)殆んどの症例に無駄な手術をすることになるが, 有効な化学療法のない腎癌に対してはより根治性を期待する上でも, 腹部大血管の両側とも郭清することが望ましい. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |
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