アブストラクト
| Title | (21)静脈内腫瘍血栓を伴う腎細胞癌の臨床的検討 |
|---|---|
| Subtitle | 第7回腎癌研究会抄録および座長コメント Session 5 |
| Authors | 小林幹男, 内田達也, 土屋清隆, 岡村桂吾, 松本和久, 栗田誠, 山中英寿 |
| Authors (kana) | |
| Organization | 群馬大学 |
| Journal | 腎癌研究会会報 |
| Volume | |
| Number | 7 |
| Page | 30-31 |
| Year/Month | 1994 / |
| Article | 抄録 |
| Publisher | 腎癌研究会 |
| Abstract | 静脈内腫瘍血栓を伴う腎細胞癌の予後に関して腫瘍側, 宿主側および治療側の立場から統計学的に検討した. 対象は1981年1月から1993年3月までに静脈内腫瘍塞栓を伴う腎細胞癌と診断した79例のうち根治的腎摘除術を行った77例である. 予後関連因子と推定されるものを腫瘍側, 宿主側および治療側より選択して統計学的分析を行った. 結果, 静脈内腫瘍塞栓の予後は, 1）患者のP.S., 2）手術治療の有無（P.S.が大きく関与）, 3）腫瘍塞栓残存の有無, 4）原発巣局所浸潤の有無, 5）転移巣の有無（リンパ節, 遠隔転移）, 6）腫瘍塞栓の到達部位, 以上に関係することが統計学的に証明された. 下大静脈腫瘍塞栓の治療は1）〜6）を考慮した上で選択すべきである. |
| Practice | 臨床医学：一般 |
| Keywords |
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