Title	慢性膵炎に対する薬物治療
Subtitle	特集 慢性膵炎診療の最前線
Authors	藤森尚1), 原真児登1), 梯祥太郎1), 安森翔1), 村上正俊1), 松本一秀1), 寺松克人1), 高松悠1), 竹野歩1), 大野隆真1), 伊藤鉄英2,3), 小川佳宏1)
Authors (kana)
Organization	1)九州大学大学院医学研究院病態制御内科学, 2)福岡山王病院膵臓内科・神経内分泌腫瘍センター, 3)国際福祉医療大学大学院医学研究科消化器内科
Journal	胆と膵
Volume	42
Number	2
Page	113-116
Year/Month	2021 / 2
Article	報告
Publisher	医学図書出版
Abstract	「要約」 : 慢性膵炎診療においては, 慢性膵炎の成因・症状の有無・膵内外分泌機能・画像所見・病期などを総合的に評価することが重要である. 治療に関しては, 断酒・禁煙などの生活指導および栄養指導を適切に行ったうえで, 薬物療法を検討する. 鎮痛剤や蛋白分解酵素阻害剤による疼痛対策, 膵外分泌機能低下に対する膵消化酵素薬や胃酸分泌抑制薬, 膵内分泌機能低下に対する糖尿病治療, が薬物治療の主体となる. 症状の有無や病期, さらに膵内外分泌機能を適切に評価したうえで, これらの薬物治療を組み合わせるとともに, 慢性膵炎の長期経過を視野に入れた診療が望まれる.
Practice	臨床医学：内科系
Keywords	慢性膵炎, 薬物療法, 膵内外分泌機能

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参考文献