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アブストラクト

Title 小児の頭痛 - 基礎知識と最近のトピックス
Subtitle 第1土曜特集 頭痛診療の新潮流 - 神経科学の進歩がもたらす治療戦略 頭痛医療のトピックス
Authors 山中岳
Authors (kana)
Organization 東京医科大学小児科・思春期科学分野
Journal 医学のあゆみ
Volume 294
Number 5
Page 466-470
Year/Month 2025 / 8
Article 報告
Publisher 医歯薬出版
Abstract 小児の片頭痛は成人とは異なる特徴を示し, 時に診断や治療に難渋する. 小児の片頭痛の特徴である持続時間の短さ, 両側前頭部に生じ拍動感に乏しいが, 消化器症状が強いなどを加味したうえで診断する. 生活習慣の改善など非薬物療法を基本に急性期にはイブプロフェンやアセトアミノフェンを使用し, 効果が乏しい場合はトリプタンを検討する. 予防療法は非薬物療法で効果がない場合に考慮し, 副作用の少ない薬剤を少量から開始する. 片頭痛には起立性調節障害 (OD) が併存することが多く, ODに伴う頭痛と片頭痛を鑑別しながら加療したい. また, 治療に対し抵抗性が強い際には神経発達症の合併にも注意が必要である. 自閉スペクトラム症 (ASD) は高率に片頭痛を合併し, こだわりや感覚過敏が痛みへの執着を増長し, 頭痛を難治化させている可能性もある. 小児の頭痛診療は片頭痛のみではなく, 患児の特性や心理社会的因子を考慮しながら加療したい. 本稿では, 片頭痛を中心にODや神経発達症と頭痛の関連について述べる.
Practice 医学総合
Keywords 小児, 片頭痛, 神経発達症, 起立性調節性障害 (OD)
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