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アブストラクト

Title 5. 腓骨神経麻痺
Subtitle 連載 筋電図を症例から学ぶ
Authors 川上途行
Authors (kana)
Organization 慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
Journal JOURNAL OF CLINICAL REHABILITATION
Volume 29
Number 5
Page 490-493
Year/Month 2020 / 5
Article 報告
Publisher 医歯薬出版
Abstract 「はじめに」腓骨神経麻痺は, 下肢の感覚障害, 運動障害を引き起こす代表的疾患であり, 骨折を含む外傷, 装具やギプス, 麻酔下や睡眠中の圧迫等特殊な状況, 原因で起こることが多い. 病歴, 診察, 血液検査, 画像検査等によって鑑別診断が可能であるものの, 診断を確定, その障害部位, 病態生理を明らかにし, 予後を推定することは神経生理学的検査の役割に属する. 本稿では症例をベースに電気生理的診断の組み立てと解釈を概説する. 「症例1 手術後に左足関節背屈が困難になった70歳女性」「経過:」元々ごく軽度の糖尿病を指摘されていたが, 薬物治療等は行われていなかった. 重度の変形性股関節症に対し, 人工股関節全置換術を施行されたが, 手術翌日に左足関節背屈が困難になっていることに気づいた. 母趾, 2趾の付け根の部分にしびれの訴えを認めた. 術後4週間後に筋電図評価の依頼があった.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords 神経電導検査, 針筋電図検査, 下垂足, 前脛骨筋
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,243円(税込) です。

参考文献