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アブストラクト

Title 1. No evaluation, no therapy! 問診, 診察, スクリーニング, 検査の流れ
Subtitle 新連載 最新版! 摂食嚥下機能評価 - スクリーニングから臨床研究まで
Authors 青柳陽一郎
Authors (kana)
Organization 日本医科大学大学院医学研究科リハビリテーション学分野
Journal JOURNAL OF CLINICAL REHABILITATION
Volume 33
Number 6
Page 551-553
Year/Month 2024 / 6
Article 報告
Publisher 医歯薬出版
Abstract 「はじめに」摂食嚥下障害を有する患者や高齢者は年々増えており, 臨床現場では摂食嚥下障害の評価・診断ならびに治療のニーズが高まっている. 近年, 摂食嚥下障害患者の原因疾患も変化しており, フレイル, サルコペニアをベースにもつ高齢者の摂食嚥下障害, 誤嚥性肺炎が増えている. このような現状において, スクリーニング検査でのカットオフ値の再検証, 機器を用いた客観的評価の妥当性・信頼性に関する新たな知見が出てきている. 摂食嚥下障害のスクリーニング検査, 嚥下造影検査 (VF) , 嚥下内視鏡検査 (VE) 等の機器を用いた検査の重要性は増し, 高解像度マノメトリー, 嚥下CT等の比較的新しい評価機器の知見も増えている. さらに, 咀嚼・喉頭挙上運動, 舌筋・舌骨上筋群の筋量・筋力を定量的に測定するデバイスも新たに開発されている.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords リハビリテーション医学, 評価, 診断, 摂食嚥下障害
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,243円(税込) です。

参考文献

  • 1) 千野直一: リハビリテーション医学総論. 現代リハビリテーション医学(千野直一 監), 金原出版, 2017, pp1-20.
  • 2) 青柳陽一郎: リハビリテーション医学・医療のすべて, その他のトピックス, 摂食嚥下障害の評価. 医のあゆみ 264: 1315-1319, 2018.
  • 3) 青柳陽一郎, 才藤栄一: なぜ評価が必要か? MB MED REHABIL 240: 1-3, 2019.
  • 4) 青柳陽一郎, 大橋美穂: 嚥下障害に対するリハビリテーションは, いつ始めるか?. 脳卒中治療Controversy(木村和美編), 中外医学社, 2023, pp245-250.