アブストラクト
Title | 9 失語症の評価法 |
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Subtitle | 連載 リハビリテーション科医師に必要な診察, 評価手技 |
Authors | 武原格 |
Authors (kana) | |
Organization | 東京都リハビリテーション病院リハビリテーション科 |
Journal | JOURNAL OF CLINICAL REHABILITATION |
Volume | 33 |
Number | 12 |
Page | 1219-1224 |
Year/Month | 2024 / 11 |
Article | 報告 |
Publisher | 医歯薬出版 |
Abstract | 「失語症とは」失語症とは, 脳卒中や脳外傷等の疾患により脳内の言語を司る部位が損傷したことにより, 言語機能が低下した状態を指す. 言語機能は大きく, 「理解」と「表出」に分けられる. それらが, 音声を介して行われるものか, あるいは文字を介して行われるかによって, 「理解」は「聴覚的理解」と「視覚的理解」に分けられ, 同様に「表出」も「発話」と「書字」に分けられる. 失語症は, これら4つの機能に少なからず支障がみられる状態である. 失語症が疑われた場合は, 総合的な失語症検査が必要となる. 検査の目的は, 失語症の鑑別, タイプ分類, 重症度の診断, リハビリテーション訓練に必要な症状の把握と, 訓練効果の測定等が挙げられる. 「標準失語症検査 (SLTA)」「(1) 検査の解説」標準失語症検査 (Standard Language Test of Aphasia ; SLTA) は, わが国で最も多く使用されている代表的な総合的失語症検査である. |
Practice | 臨床医学:外科系 |
Keywords | 失語症, SLTA, WAB, TLPA |
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