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アブストラクト

Title パーキンソン病のADL障害に対するリハビリテーション治療
Subtitle 特集 パーキンソン病のリハビリテーション診療 update
Authors 中馬孝容1)
Authors (kana)
Organization 1)滋賀県立総合病院リハビリテーション科
Journal JOURNAL OF CLINICAL REHABILITATION
Volume 34
Number 6
Page 592-598
Year/Month 2025 / 6
Article 報告
Publisher 医歯薬出版
Abstract 「内容のポイントQ&A」「[Q1] パーキンソン病によるADL障害の特徴は?」進行とともに姿勢が前方や側方に傾くことが増え, そのためにやりづらくなる動作が増える. また, 手指巧緻性の低下により, 薬をシートから取り出す, 服を着る, ボタンをはめる, ズボンを履くといった日常生活動作で時間がかかるようになる. また, 空間認知機能の低下, 注意機能障害, 遂行機能障害を合併するようになり, 以前は円滑にできていたことがうまくできなくなることも, ADL・IADL障害の一因となる. 「[Q2] リハビリテーション治療の目標は?」進行とともに, 動作緩慢, 姿勢反射障害が合併し, 肩を大きく動かすこと, バランスをとりながら行う作業, 手指巧緻性の低下がみられる. そのため, ADL, IADLを維持できるよう, 環境調整を含めたリハビリテーション治療が必要となる. 「[Q3] リハビリテーション治療の実際と効果は?」アンケート調査にて, 患者の普段から困っていること, また, リハビリテーション治療の効果について質問を行った.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords パーキンソン病, ADL障害, リハビリテーション治療
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,243円(税込) です。