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アブストラクト

Title 大腿骨頚部骨折の骨接合術とリハビリテーション治療, 注意すべき合併症
Subtitle 特集 大腿骨近位部骨折のリハビリテーション診療 第1章 「大腿骨頚部骨折の手術とリハビリテーション治療, 合併症」
Authors 保利忠宏1), 依光正則2)
Authors (kana)
Organization 1)岡山赤十字病院整形外科, 2)岡山大学運動器外傷学講座
Journal JOURNAL OF CLINICAL REHABILITATION
Volume 34
Number 7
Page 670-676
Year/Month 2025 / 6
Article 報告
Publisher 医歯薬出版
Abstract 「内容のポイント Q&A」「(Q1) 大腿骨頚部骨折に対する骨接合術の適応は?」Garden分類に基づく転位型, 非転位型のみが骨接合術の適応決定の判断材料とはなるわけではない. 若年者では股関節機能を最大限に温存する必要があり, あらゆる骨折型に対し骨接合術を考慮すべきである. 一方, 高齢者では早期荷重によるADL の回復が優先されるべきであり, 骨折型, 骨質等を考慮し, 即時全荷重に耐え得る内固定が可能な症例が骨接合術の適応となる. 「(Q2) 大腿骨頚部骨折に対するインプラントの種類と特徴は?」回旋安定性, 角度安定性, またはその両方を備えるタイプに大別される. 明確な選択基準は存在しないため, 骨折型に応じた選択が望ましく, 転位型に対しては回旋安定性, 剪断型骨折に対しては角度安定性を重視したインプラントを選択する.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords 大腿骨頚部骨折, 骨接合術, 剪断型骨折, リハビリテーション
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,243円(税込) です。