Title	4) フローサイトメトリー検査
Subtitle	特集 検査工程ごとに見る 血液検査のピットフォール 2. 検査中
Authors	田中雄三
Authors (kana)
Organization	東海大学医学部付属病院 臨床検査技術科 検体検査室
Journal	Medical Technology
Volume	49
Number	4
Page	363-368
Year/Month	2021 / 4
Article	報告
Publisher	医歯薬出版
Abstract	フローサイトメトリーは造血器腫瘍検索やリンパ球サブセットなど, 必要不可欠な検査となっています. しかし, 操作ステップの煩雑さや結果解釈の複雑さなど, 実際に操作していないと馴染みにくい検査でもあります. 本稿では, 抗κ鎖, 抗λ鎖の反応とgatingのピットフォールを紹介し, 日常業務に活かしていただきたいと思います. 「はじめに」 フローサイトメトリー(FCM)検査は, フローサイトメーターのセットアップ, 検体調製, 測定, 結果解析と, 複数の操作ステップがあります. 骨髄や組織, 体腔液などの検体調製は完全な自動化が難しく, マニュアル操作で行わなければなりません. 結果解析は担当技師の技量に依存することが多く, ピットフォールはそれぞれの操作ステップに存在しています. そこで本稿では, FCM検査における重要なピットフォールについて事例をもとに紹介します. 「事例1:表面免疫グロブリン軽鎖(sIgL)の偽陰性」 「1)概要」 採血にて貧血, 血小板減少を認め, 血清IgMは5,320mg/dLと著増していた症例です.
Practice	医療技術
Keywords

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参考文献