アブストラクト
Title | SECTION 04 心電図波形と基準値 |
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Subtitle | 心電図 パーフェクトレッスン LESSON 01 心電図の基礎を理解しよう |
Authors | 高梨昇 |
Authors (kana) | |
Organization | 東海大学医学部付属東京病院 診療技術科 |
Journal | Medical Technology |
Volume | 51 |
Number | 13 |
Page | 1323-1332 |
Year/Month | 2023 / |
Article | 報告 |
Publisher | 医歯薬出版 |
Abstract | 「POINT」●P波は心房の脱分極を表す. P波の正常値は, II誘導でP波幅は0.06〜0.10秒, 高さは0.25mV未満, PQ時間の正常値は0.12〜0.20秒となる. ●QRS波は心室の脱分極を表す. Q波はP波に続く下向きの波, R波は上向きの波, S波はR波に続く下向きの波で, QRS幅の正常値は0.06〜0.10秒となる. ●異常Q波は, Q波の幅が0.04秒以上で振幅がR波の高さの1/4以上の場合をいう. ●QT時間は心拍数の影響を受けるため補正が行われる. QTcの補正式は, 成人ではBazettの補正式, 小児ではFridericiaの補正式が用いられる. ●ST変化は,通常はJ点から80msの所で計測され, ST上昇やST下降の判定が行われる. ●U波はT波の後にみられる緩やかな小さい波形で, 陽性, 平坦, 陰性がある, 異常U波にはU波増高と陰性U波がある. |
Practice | 医療技術 |
Keywords |
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参考文献
- 1) 東海大学医学部付属病院中央臨床検査センター編 : 心電図ワーク・ブック. 東海大学出版会, 1997.
- 2) 小野克重 : Ta波の成因とその病的意義. 心電図, 42(1) : 35-39, 2022.
- 3) 唐川正洋 : 左主幹部病変による急性心筋梗塞の心電図-aVR誘導の有用性-. 関西医科大学雑誌, 45(3-4) : 188-195, 1993.
- 4) 小菅雅美, 他 : 予防と診断急性冠症候群の心電図診断のポイント-aVR誘導-. CARDIAC PRACTICE, 22(2) : 35-40, 2011.
- 5) 渡邉英一 : ECGの読み方(4)ST-T : 急性心筋梗塞とたこつぼ症候群. 現代医学, 69(2) : 100-107, 2022.
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- 6) 外山淳治, 他 : 巨大陰性T波の発生機序と臨床的意義. 心臓, 54(9) : 1014-1021, 2022.
- 7) 南雲涼太 : 2. 心電図波形の変化から考えること 5)QT時間の異常. Medical Technology, 48(5) : 503-508, 2020.
- 8) 福士広通 : 2. 心電図波形の変化から考えること 7)U波の異常. Medical Technology, 48(5) : 516-520, 2020.