~
検索条件をクリア

アブストラクト

Title 画像バイオマーカー
Subtitle 特集 アルツハイマー病 update
Authors 島田斉*1*2
Authors (kana)
Organization *1新潟大学脳研究所統合脳機能研究センター臨床機能脳神経学分野, *2国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構量子医科学研究所脳機能イメージング研究部
Journal 医学と薬学
Volume 79
Number 1
Page 25-34
Year/Month 2022 / 1
Article 報告
Publisher 自然科学社
Abstract 「抄録」アルツハイマー病 (AD) の臨床診断において各種画像バイオマーカーが果たす役割は大きい. CTやMRIによる形態学的な評価で海馬周囲の脳萎縮がみられることや, 脳血流SPECTやFDG PETで特徴的な脳循環代謝の変化がみられることは広く周知された知見である. さらに統計画像解析技術の発達は, 専門医のみならず非専門医においてもこれらの画像バイオマーカーを活用することを容易にした. 一方, これらの画像バイオマーカーを利用するにあたっては, その感度・特異度に関わる問題点や画像所見の意義をよく理解することが重要である. 近年, ADの特徴的な脳病理であるアミロイドβやタウ病変を可視化する神経病理イメージング技術の発達も目覚ましく, ADを中心とする認知症病態の理解は大きく深化した. 新規治療薬の臨床試験においても, すでにさまざまな形で神経病理イメージング技術は活用されており, 創薬分野において欠かすことのできない基盤的な技術となってきている.
Practice 医学総合
Keywords アルツハイマー病, MRI, 脳循環代謝画像, アミロイドPET, タウPET
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に913円(税込) です。

参考文献

残りの53件を表示する