アブストラクト
| Title | 心不全 |
|---|---|
| Subtitle | 特集 日常診療で出会う成人先天性心疾患 (ACHD) のみかた 実地医家に必要なACHDの合併病態の知識 |
| Authors | 坂本一郎 |
| Authors (kana) | |
| Organization | 坂本循環器内科クリニック |
| Journal | 診断と治療 |
| Volume | 113 |
| Number | 7 |
| Page | 836-838 |
| Year/Month | 2025 / 7 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 診断と治療社 |
| Abstract | 「Headline」 ・成人先天性心疾患(ACHD)に伴う心不全は右心不全が主体になることが多く, 診断が難しい. ・ACHDの心不全治療として, 外科的治療やカテーテルインターベンションなどが可能でないかを考えることは重要である. ・ACHDの心不全薬物療法を考えるとき, 体心室の駆出率で考えるのが妥当と考えられる. ・Fontan術後の心不全では高心拍出性心不全になることがある. ・今後, ACHD患者の心不全緩和医療も重要になってくる. 「成人先天性心疾患(ACHD)に伴う心不全の特徴」 成人でよくみられる拡張型心筋症や虚血性心筋症に伴う心不全と成人先天性心疾患(adult congenital heart disease : ACHD)に伴う心不全は大きく異なる. 最も大きな違いは, ACHDに伴う心不全は左心不全よりも右心不全が主体となることである. 心不全の領域では左心不全が右心不全の最多の原因であるが, ACHDでは左心不全がほとんどない状態で右心不全だけが前面に出ることが少なくない. |
| Practice | 医学総合 |
| Keywords | 成人先天性心疾患, 右心不全, 心不全薬物療法 |
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