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アブストラクト

Title 第6回 IL-6阻害と感染症
Subtitle 連載 炎症性サイトカインの基礎と臨床 〜IL-6を中心に〜
Authors 亀田秀人
Authors (kana)
Organization 東邦大学医学部内科学講座膠原病学分野
Journal 炎症と免疫
Volume 27
Number 6
Page 497-501
Year/Month 2019 / 11
Article 報告
Publisher 先端医学社
Abstract 「はじめに」 インターロイキン(IL)-6は, 関節リウマチ(RA)をはじめとした免疫性炎症性疾患(immune-mediated inflammatory diseases : IMID)の病態において中心的な役割を果たし, 日本で開発された抗IL-6受容体ヒト化モノクローナル抗体製剤トシリズマブ(tocilizumab : TCZ)は, RA以外にも若年性特発性関節炎, 大型血管炎や成人スチル病などのIMIDの治療薬としても国内で承認されている. TCZに続き, IL-6を治療標的とした生物学的製剤が相次いで開発されたが, IL-6自体に対する抗体製剤のRA治療薬としての開発は, シルクマブ(sirukumab), オロキズマブ(olokizumab), クラザキズマブ(clazakizumab)のいずれもが2017年までに中止となっている. 一方でサリルマブ(sarilumab : SAR)はIL-6受容体αサブユニットに対するはじめての完全ヒト型モノクローナル抗体製剤として開発され, 日本でも2017年にRA治療薬として承認された.
Practice 基礎医学・関連科学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に935円(税込) です。

参考文献

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