~
検索条件をクリア

アブストラクト

Title 治療編 : ウステキヌマブ
Subtitle シリーズ 基本の基本
Authors 馬場重樹
Authors (kana)
Organization 滋賀医科大学医学部附属病院 栄養治療部
Journal IBDクリニカルカンファレンス
Volume 2
Number 2
Page 55-57
Year/Month 2020 /
Article 報告
Publisher 先端医学社
Abstract 「はじめに」2017年3月に中等症から重症の活動期クローン病(CD)に対する新規治療薬としてウステキヌマブがわが国で承認された. ウステキヌマブはインターロイキン(IL)-12/23をターゲットとした抗体製剤であり, 2020年3月には潰瘍性大腸炎(UC)に対しても適応が追加された. ウステキヌマブは乾癬領域では2011年から使用されている薬剤であるが, CDに対する適応は国際共同治験(UNITI-1/2とIM-UNITI)のデータをもとに承認されたため海外とのドラッグラグがほとんどなく使用が可能となった. ウステキヌマブはCD治療において既存治療で効果不十分な症例に対して使用が可能で, 初回投与のみ点滴静注でおこない, その後の維持は皮下注製剤が用いられる. 本稿では, ウステキヌマブを使用するうえで知っておくべき作用機序や注意点について概説したい.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に935円(税込) です。

参考文献