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アブストラクト

Title 第6回 小児COVID-19関連多系統炎症性症候群 (MIS-C/PIMS) 診療コンセンサスステートメント
Subtitle 連載 COVID-19と凝固線溶系異常
Authors 宮入烈
Authors (kana)
Organization 浜松医科大学小児科学講座
Journal Thrombosis Medicine
Volume 12
Number 1
Page 72-77
Year/Month 2022 / 3
Article 報告
Publisher 先端医学社
Abstract 「Summary」新型コロナウイルス感染症 (coronavirus disease 2019 : COVID-19) に続発する小児期特有の疾患として, 小児COVID-19関連多系統炎症性症候群 (multisystem inflammatory syndrome in children / pediatric inflammatory multisystem syndrome : MIS-C/PIMS) の存在が明らかとなった. 同症は新しい疾患概念であり, 2020年4月頃から欧米を中心に死亡例を含む報告が相次いだことから, 国際的なコンセンサスを経ないまま各国で診断基準や治療法が考案されていった. 2021年始めに国内症例の発生を受け, MIS-C/PIMSを早期に疑い, 適切な検査や管理につなげる目的での指針が急務となり, 小児の各専門領域のメンバーから構成されるワーキンググループが組織され, 国内の実情に合わせたコンセンサスステートメントが作成された. 国内症例は比較的少数にとどまる中, 最近ではオミクロン株による流行に伴い, 好発年齢の小児の感染者増で本症の発生動向が注目されるところとなっている.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords COVID-19, 小児COVID-19関連多系統炎症性症候群 (MIS-C/PIMS), 過剰炎症性ショック, 川崎病
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に935円(税込) です。

参考文献

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