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アブストラクト

Title (8) メロペネム
Subtitle 特集 抗菌薬供給トラブル もし入手困難になったら, そのときどうする ■主要な抗菌薬が供給不足になったときに考慮する代替薬
Authors 塚本仁
Authors (kana)
Organization 福井大学医学部附属病院 薬剤部 講師・副薬剤部長
Journal 薬局
Volume 72
Number 3
Page 444-450
Year/Month 2021 / 3
Article 報告
Publisher 南山堂
Abstract [Key Points] ●メロペネム(MEPM)はカルバペネム系抗菌薬の中で最も臨床データが豊富な薬剤である. ●MEPMの供給不足によって問題となるのは, 基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ(ESBL)産生菌やAmpC型β-ラクタマーゼ(AmpC)過剰産生菌など多剤耐性菌による感染症治療である. ●代替薬としてはカルバペネム系抗菌薬であるイミペネム/シラスタチン, ドリペネムが最も合理的である. ●AmpC過剰産生菌による感染症に対する非カルバペネム系の代替薬としては, セフェピムが最も信頼できる. ●ESBL産生菌による重症感染症の代替薬として推奨できる非カルバペネム系の抗菌薬は今のところない. セフトロザン/タゾバクタムは期待されるが, データの蓄積が望まれる.
Practice 薬学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,463円(税込) です。

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