アブストラクト
Title | 長時間作用性抗コリン薬 (LAMA) 基礎薬学の知識で比べてみました / エビデンスで比べてみました |
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Subtitle | 特集 基礎薬学とエビデンスから おくすり比べてみました |
Authors | 宮崎雅之, 青島周一 |
Authors (kana) | |
Organization | 名古屋大学医学部附属病院 薬剤部 副薬剤部長, 中野病院 薬局 |
Journal | 薬局 |
Volume | 75 |
Number | 1 |
Page | 55-60 |
Year/Month | 2024 / 1 |
Article | 報告 |
Publisher | 南山堂 |
Abstract | 喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の第一選択薬は吸入剤である. なかでも長期間作用性抗コリン薬(long-acting muscarinic antagonist: LAMA)はCOPDの中心的な治療薬である. LAMAは気道平滑筋のムスカリンM3受容体に作用し, 迷走神経由来のアセチルコリンによる気道平滑筋の収縮を抑制し, 気管支拡張作用を示す. COPD患者を対象にLAMAであるチオトロピウムと長時間作用性β2刺激薬(LABA)であるサルメテロールを比較し, チオトロピウムではサルメテロールに比べて気管支拡張効果ならびにQOL改善効果が有意に改善したことから, COPDにおいてはLAMAが第一選択薬である. さらには近年, LAMA/LABAおよび吸入ステロイド(ICS)/LAMA/LABAといった配合剤の吸入剤も使用され, さまざまな吸入デバイスが登場している. ここでは, LAMAについて吸入デバイス, 作用時間および配合剤の観点から比較する. |
Practice | 薬学 |
Keywords |
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