アブストラクト
| Title | (4) 細菌性髄膜炎 |
|---|---|
| Subtitle | 特集 もっと抗菌薬が好きになる 微生物学検査の活かし方検査結果を解釈しよう! 検体別にみる抗菌薬の選択の考え方 |
| Authors | 加藤一雲 |
| Authors (kana) | |
| Organization | 名古屋セントラル病院 薬剤科 |
| Journal | 薬局 |
| Volume | 75 |
| Number | 9 |
| Page | 1372-1377 |
| Year/Month | 2024 / 8 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 南山堂 |
| Abstract | 「どんな訴えがあったときに微生物検査をする?」発熱・項部硬直・意識障害などの症状がある場合は必ず細菌性髄膜炎を考慮する必要がある. これらの症状は細菌性髄膜炎の3徴候とよばれるが, 3徴候がすべてそろわないことも多い. 細菌性髄膜炎では頭痛の頻度も高く, 体動により増強するという特徴があるため, 頭痛がある場合はjolt accentuation of headache (1秒間に2〜3回の速さで頭部を水平方向に回旋させたときに頭痛の増悪がみられること) で評価される. その他の臨床徴候としてケルニッヒ徴候 (仰臥位状態から股関節を屈曲し, 次いで膝関節を屈曲させた位置から伸展させたときに抵抗や苦痛があること) やブルジンスキー徴候 (仰臥位状態から頭部を前屈させると股関節と膝関節が自動的に屈曲すること) などがある. 細菌性髄膜炎は検査開始から1時間以内に抗菌薬治療を開始することを目標にする必要があり, 細菌性髄膜炎疑いの段階から各種検査結果を待たずに抗菌薬を投与することが重要である. |
| Practice | 薬学 |
| Keywords |
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参考文献
- 1) 日本病院薬剤師会監:薬剤師のための感染制御マニュアル,第5版,薬事日報社, 2023.
- 2) 日本神経学会ほか監:細菌性髄膜炎診療ガイドライン2014,南江堂, 2015.
- 3) Roos KL, et al, eds: Bacterial infections of the central nervous system, Handbook of neurology, vol.96, p37, 2010.
- 4) JAID/JSC感染症治療ガイド・ガイドライン作成委員会編:JAID/JSC感染症治療ガイド2023,日本感染症学会・日本化学療法学会, 2023.


