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アブストラクト

Title (1) 座瘡, にきび・吹き出もの
Subtitle 特集 プラス漢方でかゆいところに手が届く! 皮膚疾患・皮膚トラブル 診療ガイドラインに学ぶ! 皮膚疾患治療のプラス漢方
Authors 鳥居靖史
Authors (kana)
Organization とりい皮膚科クリニック 院長
Journal 薬局
Volume 75
Number 14
Page 2323-2325
Year/Month 2024 / 12
Article 報告
Publisher 南山堂
Abstract [Key Points] ●座瘡治療では瘢痕を残さないようにするために早期から炎症を鎮める必要があり, それには荊芥連翹湯, 清上防風湯, 十味敗毒湯が有効である. ●十味敗毒湯に冷やす生薬を強化した漢方が清上防風湯, さらに補血剤を追加した漢方が荊芥連翹湯である. ●駆淤血剤の桂枝茯苓丸は生理周期によって増悪する症例に併用するとよい. / 「「尋常性座瘡・酒さ治療ガイドライン2023」と漢方」座瘡は思春期以降に発症する顔面, 胸背部の毛包脂腺系を反応の場とする脂質代謝異常(内分泌的因子), 角化異常, 細菌の増殖が複雑に関与する慢性炎症性疾患である. 「尋常性座瘡・酒さ治療ガイドライン2023」(以下, ガイドライン)は, 座瘡治療の混乱を未然に防ぐために, エビデンスに基づく医療の推進を目的に作成された. 漢方はエビデンスレベルの分類のIIIないしVと有効性のエビデンスは不十分であるため, 推奨度C1, C2である.
Practice 薬学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,023円(税込) です。