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アブストラクト

Title (3) 新薬続々, 便通異常症診療ガイドライン2023 - 機能性便秘症と機能性下痢症 -
Subtitle 特集 薬剤師の情報福袋 新薬, 診療GL, etc詰め合わせ Pick Up! 注目の診療ガイドライン
Authors 荻野治栄*, 田中義将**, 伊原栄吉***
Authors (kana)
Organization 九州大学大学院医学研究院 病態制御内科学 (第三内科) *講師, **助教, ***准教授
Journal 薬局
Volume 76
Number 1
Page 36-40
Year/Month 2025 / 1
Article 報告
Publisher 南山堂
Abstract 「Key Points」●便通異常は, 日常生活の質を落とすだけでなく, 長期予後にも影響するため適切な治療介入が必要である. ●機能性便秘症の治療では, 刺激性下剤の依存をなくし, 緩下剤や上皮機能変容薬, 胆汁酸トランスポーター阻害薬などでコントロールすることが大切である. ●慢性下痢症に占める機能性下痢症の割合は小さいため, 慢性下痢症の診療に際しては, 二次性の慢性下痢症を鑑別することが大切となる. / 便通異常は, 日常生活の質や労働生産性を著しく低下させるだけでなく, 腸内環境に影響を及ぼし全身のさまざまな疾患を引き起こすことが報告されている. さらに, 慢性便秘症では疫学調査により長期的な生命予後に影響を及ぼす可能性が示唆されている. このような状況を鑑みて, 2023年7月に日本消化管学会より, 『便通異常症診療ガイドライン2023』として慢性便秘症と慢性下痢症の診療ガイドラインが発刊された.
Practice 薬学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,243円(税込) です。