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アブストラクト

Title (2) 炎症性腸疾患
Subtitle 特集 今こそ知りたい! JAK阻害薬 適応の拡大を追いかける & 免疫系に強くなる JAK阻害薬の効きどころ, 使いどころ
Authors 清原裕貴*, 金井隆典**
Authors (kana)
Organization 慶應義塾大学医学部 内科学教室消化器内科 *非常勤講師, **教授
Journal 薬局
Volume 76
Number 2
Page 233-237
Year/Month 2025 / 2
Article 報告
Publisher 南山堂
Abstract 「Key Points」 ●炎症性腸疾患に対するJAK阻害薬は, ステロイド不応例・依存例をはじめとした難治例に対するAdvanced therapyとして位置づけられる. ●トファシチニブはpan JAK inhibitor, フィルゴチニブとウパダシチニブはJAK1 inhibitorであり, 潰瘍性大腸炎では3剤すべてが, クローン病ではウパダシチニブが保険適応となっている(2024年12月現在). ●トファシチニブとウパダシチニブでは, 寛解導入療法と寛解維持療法で用量が異なる. さらに, ウパダシチニブによる寛解導入療法の期間は, 潰瘍性大腸炎とクローン病で異なっている. / 炎症性腸疾患(IBD)は, 消化管に慢性的な炎症を来す自己免疫疾患の一つであり, 狭義には潰瘍性大腸炎とクローン病をさす. 広義には, 腸管型ベーチェット病や, IBD-unclassifiedとよばれるいずれの疾患にも分類することが困難なケースもあるが, ここでは狭義のIBDについて述べる.
Practice 薬学
Keywords
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